クレジットカードの表面にカード番号とか有効期限や名前が刻印されているのですが、American Expressのプロパーのカードには付いていませんが、右下にマークがついていると思います。そのマークが国際ブランドを示しています。
国際ブランド
クレジットカードを発行しているクレジットカード発行会社と、決済システムを運営している会社とは必ず同じとは限りません。国際的な決済システムを国際ブランドと呼んでいます。
VISA、Master Card、銀聯(ユニオンペイ)、American Express、JCB、Diners Club、Discover Cardの合計7個の国際ブランドがあります。
世界中の加盟店とネットワークが構築されていて、その国の通貨から為替レートに応じて即座に両替し決済が完了しますので、海外でも自由にクレジットカードで買い物を楽しむことができます。
この国際ブランドがクレジットカードについていることがとても重要です。クレジットカードに国際ブランドが付いていないということは、加盟店が一部の地域だけなど非常に限られてしまうことになります。
国際ブランド選び
クレジットカード発行会社で申し込む際に、国際ブランドが選べる場合があります。クレジットカードを複数枚持つのであれば、違う国際ブランドのものを発行しておくと便利です。
VISAが世界の取引量の58%を占めていて世界シェア第一位で、最も利用できるブランドと言えますので、一枚目はやはりVISAがおすすめです。
Master Cardが次に続いて世界の取引量の26%を占めています。VISAが使えなくてMaster Cardが使えるということもありますので、VISAの次にMaster Cardを持っておくとよいです。
銀聯(ユニオンペイ)は世界の取引量の10%を占めていますが、中国が中心となるので中国に行くのであればぜひ欲しいブランドです。
American Expressは世界の取引量の4%だけですが、付帯サービスや付帯保険が充実していることもあって、比較的高額な年会費ですが富裕層を中心に人気のブランドです。
Diners Clubは取引量は少なくなりますが、American Expressと同様に富裕層に人気です。
JCBは取引量が少ないですが、日本国内に限れば数多くの加盟店があって便利に利用できます。アメリカのDiscovery Cardとの提携によってアメリカでも広く利用できるようになっています。
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